4月262022 日本文化サロン4月公演:古事記の神々たち~イザナキ神とイザナミ神~ 『古事記』project、ついに始動! ――日本最古の文藝・神話・詩歌である『古事記』を真に国民共有の財産にしてゆこうという私たちの『古事記』project第一弾は、イザナキ・イザナミの物語。現代を代表する3人のアーティストが醸す幻想のハーモニーは、過去と未来を繋ぐ新たな天の浮橋の誕生となることでしょう。私による特別講演『今に蘇る「古事記」』もございます。ご期待ください。 日本文化サロン代表・小川榮太郎 ■ストーリー 厳かな神々集う高天原。その神々が、イザナキ神とイザナミ神の兄妹神に国生みを命じるところから物語は始まる。 沼矛を授けられた二神は、天の浮橋に立ち、島々を、そして様々な神々を誕生させてゆく。淡路島・四国・隠岐・九州・壱岐対馬・佐渡・本州・石の神・風の神・山の神・水の神……。 ところが火の神を生んだ時の怪我がもとで、イザナミは命を落としてしまう。 哀しみの余り黄泉の国まで後を追ったイザナキは、御殿の門を挟み「まだ国作りの途中だ、戻ってくれ」と懇願する。 「姿さえ見ないでくれたなら…」と答えるイザナミ。ところが、待ちきれなくなったイザナキは禁を犯す。 そこにはおぞましい姿になったイザナミが!! 追いかけるイザナミと逃げるイザナキ。この神話は、国土の誕生、人間の愛憎、生と死の始まりの物語である。能と人形と音楽で織り成す日本文化サロン作品「古事記」 ここに誕生いたします。 ■アーティスト 山井綱雄 シテ方金春流能楽師・重要無形文化財(総合指定)保持者。公益社団法人能楽協会本部理事。公益社団法人金春円満井会常務理事。金春流の能楽師であった祖父の影響で5歳にて初舞台。国内外の公演、他ジャンル芸術家との共演多数。能楽最古1400年の歴史を持つ金春流の伝統を継承しながら、真の「日本の心」を広めるために新しい挑戦にも果敢に取り組んでいる。 混沌とした今だからこそ、『古事記』に内包する『日本の心』を真っ直ぐにお伝え出来たらと思います。 ホリ・ヒロシ 人形作家・人形師・衣裳デザイナー 人形における「舞」の可能性を追求し、従来の人形を使う舞台である文楽や人形劇とは異なる独自の舞台芸術「人形舞」を創設。1981年「白蛇幻想」でのデビュー以来、自らが制作した人形を使い、舞う人形舞は国内や海外20カ国でも高い評価を受けた。人形舞創設により、東京都民文化栄誉賞を最年少で1991年に受賞。 相寄るイザナキとイザナミの二つの魂 表情を持たない能面と人形、深き音の融合… 時空を超えた作品を目指して。 三沢またろう パーカッショニスト・作詞作曲・音楽プロデューサー 映画,舞台、CMなどの音楽にも関わる。日本を代表するアーティストとのライブやレコーディングに多忙な日々の傍ら洗足学園音楽大学にて打楽器の教授として、若手の才能の育成にも関わる。米米CLUB、福山雅治などのツアーメンバーとしても活動中。「三沢打楽器塾」を主催。 国生みから神創り、初めての愛憎の感情、日本の創生を打楽器を中心に音楽で表現します 日時:2022年4月26日(火)18時30分開演 於:明治記念館「蓬莱の間」 料金:28,000円 スペシャルディナー・フリードリンク付き 限定100席 お申込みはこちら 2022.03.25『古事記』プロジェクト遂に始動!舞台裏レポート Part 1日本文化サロンの企画プロジェクト第一弾のテーマとなった『古事記』。私達の原点とも言える物語にあえて立ち返り、そこから新たに生まれるものとは一体?『古事記』の魅力に吸い寄せられたえにしが、4月26日にどんな奇跡を起こすのか?その舞台裏をお送りします。…